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​青葉区版

​掲載号:2020年8月20日号

活動が認められロータリークラブから熱い支持・支援を受け会長就任。

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横浜あざみロータリークラブの今期会長に就任した磯野 共余さん宮前区在住 

自分のワクワクを大切に

 ○…中学校での職業講話や被災地支援コンサートなど、地域で奉仕活動を行う横浜あざみRC(ロータリークラブ)。今年は新型コロナの影響が長引き、イベント開催は難しい状況だが、基本は「出来ることを楽しみながら」。クラブの柔らかな雰囲気を生かしつつ、会長として「小さなイノベーション」をテーマに「面白いことをしていきたい」と語る。

 ○…普段は途上国に音楽を届けるNPO法人ハート&アースの代表。音大卒で「音楽を聴ける環境にない子に音楽を」と、これまで途上国にキーボード等を抱えて渡航し演奏。3年前からタイ、ウガンダ、バングラデッシュの子どもたちを招き、日本の子どもたちと音楽で交流する「五大陸交流祭」を出身の伊東市で主催する。「音楽で世界の子どもたちがつながり、平和になれば」

 ○…もともとは専業主婦で、途上国に行ったこともなければ英語が得意な訳でもない。ふと「音楽で途上国の子を笑顔に」 との思いに駆られたのは、50歳を過ぎてからだ。以降、少しずつ活動を広げたが、初のイベント準備の際には「奥様の道楽」と言われたことも。それでも「頭で考えるよりワクワクを大事にしよう」と、人の縁を頼りにアドバイスをもらいながら実現。次第に周囲も「この人、本気だ」と理解するように。「若いとき、夢が叶わなくても人は無限の可能性がある。自分の信じることにこだわり、道を開いて」と若者にエールを送る。

 ○…今年の交流祭は出来ないが、現在、世界の5大陸で各々歌った曲が重なりハーモニーとなる動画を制作中。世界へ発信を目指す。社会奉仕への思いを同じくし、入会したRCは今年で6年目。「一人じゃ平和は作れない。日々やることは小さくても、その1歩がつながっていく」

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